妊娠初期・超初期の妊婦に起こる不正出血とは?夫にできることは?

妊娠したはいいけどママ・お母さんがいつも具合悪くてこの前出血してしまったとママ・お母さんを心配する心優しいパパ・お父さんもいるでしょう。一体、なぜ妊娠初期に出血するのでしょうか。

妊娠初期に出血する理由は?

妊婦と旦那
実際に約30%の妊婦が妊娠初期(2か月~4か月)に出血を経験しているといわれています。しかし、妊娠初期に出血が続いているあるいは多量出血の場合、すぐに病院に行くようにしてください。子供とママ・お母さんは非常に危険な状態にある可能性があります。
出血する理由は様々ですが、心配しなくていい出血と緊急性を要する出血があります。出血して心配になったらかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

心配しなくていい出血

あまり心配しなくていい出血の種類としては以下のようなものが挙げられます。

絨毛膜下血腫

受精卵が子宮に着床するときに胎盤を作る絨毛が子宮の血管を壊す際に出血してしまうことがあります。出血の色は茶色の場合もありますし、ピンク色にもなります。
多くの場合出血は子宮の中で治まったり、出血しても、少量の出血なので、あまりリスクにはなりません。また、妊娠中期になると基本的に治ります。

ポリープ

良性の腫瘍で女性によって様々な大きさや位置のポリープができます。おりものと混じって少量の出血が起こることがありますが治療は不要です。

膣部びらん

膣が赤くただれることがあります。膣の部分の皮膚はほかの部分に比べて薄いので、性器からの出血を起こしてしまうことがあります。(このようにホルモンの異常やほかの病気によって性器が出血する出血を不正出血という)
これを経験する妊婦は非常に多いので癌などと診断されない限り、治療は不要です。

子宮筋腫

子宮筋腫も良性の腫瘍です。人によって様々なものができるため、人によって出血量も異なります。子宮の筋肉や子宮の内側にできた場合、不正出血を起こすこともあります。
これも治療する必要はありませんが、気になる方がいたら出産した後に摘出手術を受けることをおすすめします。

着床出血

受精卵が子宮に着床する際に子宮を傷つけて、それによって出血する可能性があります。生理日の7日前から前日までに出血した場合は着床出血の可能性が高いです。
着床出血を経験する人は少ないですが、万が一なった際は気にする必要はありません。

緊急性を要する出血

緊急性を要するような出血については以下のような出血です。

多量の出血・長期間の出血

もし、妊婦が多量出血あるいは長期的な出血を起こしてしまったらすぐに病院に行くようにしてください。赤ちゃんに危険が及んでいる可能性があります。

初期流産

出血というのは初期流産の兆候のひとつです。もし、生理日にいつも以上の出血が発生している可能性があったら、特に気を付ける必要があります。赤ちゃんが不安定な状態にあるため、ここで家事などをしてしまうと、流産してしまう可能性があります。
このような事態になった場合、病院に行く以外は絶対安静でいることを強くおすすめします。実際にここで絶対安静になったことで流産を免れる場合もあります。

異所性妊娠

普通の妊娠では受精卵は子宮に着床しますが、場合によっては途中の卵管に着床してしまうこともまれにあります。そこに着床して放置すると卵管を圧迫して、破裂し、大量の出血になって胎児の命のみならず、ママ・お母さんも危篤状態に陥ることがります。
お腹がずっと痛いとママ・お母さんが言っている場合はこれが疑われます。この時もママ・お母さんと一緒に病院に行くようにしてください。

パパ・お父さんができること

パパとママ
パパ・お父さんがこの時にできるようなことはどのようなことなのでしょうか。

家事を自分でやる

出血して病院に行くと多くの場合、妊婦は絶対安静にするようにといわれることが多いです。そして、多くの場合、絶対安静にしていればその出血も治まり、無事出産することが可能です。
絶対安静にするためにはパパ・お父さんの家事への協力することが大切です。ママ・お母さんを安心されるという意味でも家事を代わりにやってもらえると非常にママ・お母さんも喜びます。

精神的サポートをする

妊娠中のママ・お母さんは気分がものすごく変化します。昨日はあんなに元気だったのに今日はすっごく気分が斜めで話を聞いてくれないというようなことも多々あります。
ママ・お母さんの中では常にこの子をしっかり産んで育てることができるかという悩みといつも戦っています。そして、それについて「育てられる!」とポジティブに考える日もあるし、「私なんかには絶対に無理」と考えてしまうときもあります。
出血をして、ネガティブに考えてしまっているときにパパ・お父さんが「大丈夫!ママ・お母さんはできるよ!」と励ましてあげてください。

万が一出血した際

万が一ママ・お母さんが出血した際には、救急車を呼ぶことがあると思います。連絡する際は、以下の4点を言うようにしてください。

  • 出血量
  • いつから出血しているのか
  • 痛みや張りはあるか
  • これまでの経過

これを話して言われたとおりに対応してください。

出血の際は慎重に

出血の際は、ママ・お母さんだけではなくパパ・お父さんも驚くと思います。出血した際はどれくらいそしていつから出血しているかを冷静になって聞いてしっかりとした対応をしてもらえるとママ・お母さんも非常に助かります。
https://otokonokajiikuji.com/2342/
https://otokonokajiikuji.com/1007/

この記事は以下の記事を参考にして書いています。
ママリ(リンク:https://mamari.jp/24538)
公益社団法人 日本産婦人科医協会(リンク:http://www.jaog.or.jp/qa/mature/jyosei180321/)
医療法人社団吉徳会あさぎり病院(リンク:http://www.asagiri-hp.or.jp/sinryouka/sanhuzinka/tokushoku/syukketu.html)
本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。