妊娠9ヶ月の妊婦と胎児の状態は?パパができることは?

妊娠9ヶ月の胎児の状態

妊娠9ヶ月の胎児の状態
妊娠9ヶ月の胎児とは妊娠32週から35週の間の胎児のことを言います。この期間の胎児や妊婦はどのような状態になるのでしょうか。また、パパがこの期間の妊娠中のママのためにできることを紹介します。

妊娠9ヶ月の時の胎児(赤ちゃん)の状態①:体重・大きさ

妊娠9ヶ月の胎児の体重は1.5kg~2.5kg程にまでなり、大きさは40㎝~45㎝程にまで成長します。妊娠から40週が経過した出産時の新生児の体重が、男女間の差は多少あるものの、およそ2kg~3.8kgほど、大きさは45cm~52cmほどですので、妊娠9カ月ほどの胎児ともなると体重や大きさは新生児とあまり変わらないくらいにまで成長しているということになります。

妊娠9ヶ月の時の胎児(赤ちゃん)の状態②:ヒトとしての機能

妊娠9ヶ月目にもなるこのころの胎児は、内臓器官の中でも一番最後に発達する肺機能がほぼ完成し、その他のヒトとして生きて行くにあたって必要不可欠な皮膚や骨、筋肉といった様々な機能も備わっていきます。
胎児は、4ヶ月目から5ヶ月目には耳や目などの視覚や聴覚が育ち、やがて妊娠9ヶ月目の終わりにはヒトとして生きていく力を備え、見た目も新生児と変わらないような生存力を持つようになります。
このように、妊婦だけでなく胎児も出産に向かうにあたって様々な準備をしているのです。

妊娠9ヶ月の時の胎児(赤ちゃん)の状態③:生命を感じさせる動き

前述したように、胎児は妊娠9カ月目までに多くの内臓器官を発達させ、胎児にも皮下脂肪がつくようになり、いわゆる「赤ちゃん体型」になっていることを母親が感じてくる頃です。
それに伴い、胎児も大きく成長しているため子宮の中の空間は狭くなり、動きはそれまでのように活発ではなくなります。
しかし、体重や大きさは大きくなっているため、胎動があった際には妊婦が激しい痛みを感じることもあります。
ですが、これは健康な胎児であることの証明でもあるため、強い痛みを感じても心配をしたり悲観をする必要はありません。
むしろ、健全に育っている胎児の生命力を感じて赤ちゃんの出産に思いを馳せ、今までもより胎児を大切に育てていくことを心がけましょう。

参考文献
ニンアカ「【妊娠9ヶ月】胎児と母体の症状で知っておきたいこと
」ニンアカ(https://ninsin-akachan.com/9month/、最終閲覧日10月30日)

妊娠9ヶ月の妊婦の状態

妊娠9ヶ月の妊婦の状態
妊娠9ヶ月の妊婦はどのような様子なのでしょうか。

妊娠9ヶ月の妊婦の状態①:妊娠をしていることへの慣れ

一般的には妊娠40週前後で出産を迎えることから、妊娠9ヶ月目の妊婦のお腹の中にいる胎児の状態は新生児と変わらないほどのものであると考えて良いでしょう。大きなお腹が出産への期日が近づいていることを感じさせると同時に、妊娠から9ヶ月が経過し、大きなお腹にも慣れ始めます。
しかし、そういった懐妊状態への慣れや油断から、無理な運動やスポーツをすることによって早産を招いてしまうことやバランスを崩して転倒をしてしまう危険性も十分に考えられます。なので、あくまでも常に妊婦としての自覚を持ち、無理のない行動をする必要があります。

妊娠9ヶ月の妊婦の状態②:精神面について

お腹の中の胎児が大きくなるにつれて、ママは出産という大きな出来事が近付くにつれて産まれてくる赤ちゃんの命に関することであるために、「安産でなかったらどうしよう」「何か今後トラブルが起こったらどうしよう」といったような漠然とした不安や妊娠ストレスに襲われることもしばしばあります。

妊娠9ヶ月の妊婦の状態③:肉体的な変化について

5ヶ月頃から現れるむくみなどは相変わらず続き、赤ちゃんが大きくなることから横隔膜が圧迫され、少しの運動やそれに伴う動悸からくる息苦しさを感じるようになります。
また、妊娠中に現れる顕著な傾向として頻尿や尿漏れが有名ですが、尿はアンモニア臭がする一方で破水の場合は無色無臭の液体であるため、尿漏れと破水の違いに気を付けるようにしましょう。
またこの頃から赤ちゃんが吸う母乳と同じ成分の分泌物が分泌されるようにもなります。

参考文献
ニンアカ「【妊娠9ヶ月】胎児と母体の症状で知っておきたいこと
」ニンアカ(https://ninsin-akachan.com/9month/、最終閲覧日10月30日)

妊娠9ヶ月の妊婦のためにパパができること

妊娠9ヶ月の妊婦のためにパパができること

パパができること①:日常生活や重労働、主に肉体面

妊娠9ヶ月目にもなるとお腹が大きくなり、妊娠していない時と比べると日々の生活を送るだけでもとても苦労するということは言うまでもないでしょう。
前述した通り、妊娠9ヶ月目にもなるとお腹が大きくなり、足元を見ることも難しくなることをイメージしてみてください。歩いている際には足元を確認することが困難で段差一つでさえ危険になりかねません。
そのような状態の妊婦が日常生活や家事全般をこなすのはとても大変なことです。パパはそういった日常生活での苦労や妊婦には難しい重労働を伴う家事など、パパがママの気持ちを汲んでできることが多くあるに違いありません。

パパができること②:妊婦(ママ)との時間、主に精神面

妊娠も9ヶ月目になり、お腹が大きくなるにつれて出産日が近づいているという事実を実感するママも少なくないでしょう。
お腹の中に大切な命を宿しているママの重圧や緊張感、出産を迎えるにあたっての不安や日々の生活でのストレスは筆舌に尽くしがたいものがあります。そんなママの気持ちに寄り添い、今後産まれてくる赤ちゃんと触れ合う「家族」の時間も必要に違いありません。
出産はママにとってはもちろん、産まれてくる赤ちゃんにとっても、そして産まれてくる赤ちゃんのパパにとっても大きな出来事です。一つの生命の誕生への過渡期であるという実感を持つと同時にパパになるということを自覚し、家族の中でのパパとしてのビジョンを持たなくてはなりません。

パパができること③:産休、育休の活用も視野に

ママと同様に産休や育休の活用も考えられる選択肢の一つです。ひょっとすると、産休や育休をパパが取るということに対しては抵抗があるという男性も少なくないかもしれません。
確かに、今現在の日本では制度として男性に産休を認めているものはなく、男性の育児休暇の取得率は依然低いままです。しかし、男性の育児休暇の取得率に関しては、4年ほど前の取得率1%前後から2年前には3%強と徐々に男性の取得率は増加しています。
そして産休については、男性でもそれぞれの会社によっては各社の規定によってそういった産休、育休制度が設けられている会社もあります。それらの制度を上手く活用することも視野に入れてみてください。

備えあれば憂いなし、余裕のある出産準備を心がけましょう!

備えあれば憂いなし、余裕のある出産準備を心がけましょう!
これまでに見てきたように、妊娠9カ月目を迎えると胎児も新生児と変わらないくらいにまで成長し、母親の体の外に出る準備が出来てきます。場合によっては早産で予定より早く胎児が出てくるといった状況も考えられます。
胎児だけでなく、これから赤ちゃんを迎え入れるママとパパの側でもいつ赤ちゃんが産まれてきてもいいように様々な想定をしておき、余裕のある準備を心がけることによって出産への不安やストレスをなくしておきましょう。
また、本格的な出産のための入院前にあらかじめ余裕をもって、生まれてくる赤ちゃんの名前を考えておくのもよいかもしれませんね。
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